技能実習制度の廃止について
現在、日本在留の外国人で2番目に多く、国際結婚を望む女性の多くを占める技能実習生について下記の動きがありました。
2023年4月10日、政府の有識者会議は、技能実習制度を廃止し、新たな制度への移行を求める、中間報告のたたき台を示しました。(NHK news web 抜粋)
なぜ制度を廃止するのか
技能実習制度とは、日本で技術を学び、その技術を発展途上国である母国で活かすことで国際貢献をするという制度です。しかし、実際は労働環境が厳しく人手が集まらない職種への人材確保として利用されており、トラブルが多発している現状です。
このような状況では本来の目的とはかけ離れているため、現在の技能実習制度を廃止し見直すということになりました。
国際結婚希望の女性は減ってしまうのか
技能実習制度は廃止される予定ですが、新しい制度を導入する予定となっています。
その制度では、当初の目的(国際的に活躍できる人材の育成)だけでなく、働く人材の確保を明確な制度内容として導入する予定となっております。また、従来よりも働きやすい環境を整える方針を掲げているため、日本に在留する外国人は増えると考えています。
日本が好きで技能実習制度を利用して来日する外国人も多く、国際結婚を希望する女性は減らずに増える傾向になるのではないかと考えています。
課題
新制度へ移行するとはいえ、名前だけが変わって実態が変わらないと意味がありません。
実習先を変更する転籍の制限緩和や、監理団体の対応改善などを実施する方針を示していますが、受け入れ先での暴力・パワハラやセクハラ、残業代の未払い、過剰労働など対策すべきこともたくさんあります。
まとめ
サンインターナショナルマリッジでは引き続き、日本が好きで日本人男性と結婚したい外国人女性をご紹介する体制を整えております。
今回のブログはご参考までに見ていただければ幸いです。
参考記事 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230410/k10014033941000.html
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